カーゴニュースオンライン

　タクシーアプリやＡＩドラレコサービスなどを展開するＧＯ（本社・東京都港区、中島宏社長）は８月26日、業務用車両の点呼、アルコールチェック、日報作成をスマートフォンアプリから行える新サービス「ＧＯ運転管理」の提供を開始した。今年３月には一部の企業が先行的な導入を行っており、この間の運用状況を踏まえ、本格的提供をスタートした。現在11社、管理者・ドライバーを合わせ１万５０００人以上のユーザーの利用を見込んでいる。

　同社は従来から提供しているＡＩドラレコサービス「ＤＲＩＶＥ　ＣＨＡＲＴ」やオンライン遠隔点呼システムなどで培った知見とノウハウを活用し、「ＧＯ運転管理」を開発。点呼での酒気帯び確認をはじめ、勤怠管理、車両点検、日報作成まで日常の管理業務を一気通貫で支援できるシステムとした。すでに業務後の自動点呼に求められる要件を満たす機能を備えており、今後は業務前の自動点呼を支援する機能の向上も図っていく。

　先行的に導入した企業からは「紙での手動による管理をスマホアプリに置き換えることができた」「業務後自動点呼により、管理者の深夜・早朝での負担が軽減された」など効果を評価する声が上がっている。