カーゴニュースオンライン

　シミックホールディングスのグループ会社で医療情報の電子化を推進するｈａｒｍｏ（本社・東京都港区、山東崇紀・内上昌裕代表取締役Ｃｏ―ＣＥＯ）と日野自動車グループで運輸業界向けソリューションを展開する日野コンピューターシステム（本社・東京都日野市、岡田克巳社長）は８月27日、運輸業界における「健康起因による交通事故ゼロ」を目指し、戦略的パートナーシップを締結したと発表した。

　ｈａｒｍｏは「well-harmoレポート」をはじめとする健康支援ソリューションを提供し、医療データの専門知識や、その科学的分析を強みとしている。一方、ＩＴ技術の活用で運行時の安全性向上を目指す日野コンピューターシステムは、運輸の現場における豊富な知見を持つ。

　両社のビジョンと強みを組み合わせ、ドライバーの高齢化や、「２０２４年問題」と呼ばれる時間外労働の規制強化による輸送能力不足などの運輸業界が直面する課題に対し、「データに基づいた健康起因事故の予兆管理」という新たなアプローチで、事業の安全性と持続可能性に貢献する。

　なお、両社は今回の提携の内容、ならびにサービスについて紹介する共催セミナーを５日に開催する。詳細はhttps://business.form-mailer.jp/lp/3fc1b346275681