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　日本物流団体連合会（物流連、長澤仁志会長）は10月31日、新たに「日本物流大賞」を創設し、第１回の募集を12月15日から開始すると発表した。物流連が運営してきた「物流環境大賞」と「モーダルシフト優良事業者大賞表彰」という２つの表彰制度を発展的に見直したもの。第１回の授与式は来年６月に実施する。

　「日本物流大賞」は、これまでの２賞が対象としていた「環境負荷低減」と「モーダルシフト」という基準を発展・拡張し、カーボンニュートラルや生産性の向上などを通じて、広く将来にわたり持続可能な物流を目指す取り組みを行った団体・企業または個人を顕彰する。これにより、物流関係者の意識高揚と取り組みの促進に資するとともに、社会全体に広く意義と重要性を知らせることを目的としている。

　応募対象は、物流事業者や荷主企業に限らず、取り組みに寄与した事業者が幅広く応募できるものとし、単独だけでなく複数での応募も可能。

　選考は日本物流大賞選考委員会が行い、大賞のほか、部門・分野に応じた部門賞や特別賞、奨励賞などを選定することができる。

　募集は来年３月13日まで。応募方法などの詳細は、物流連のＨＰから確認できる。