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2025/11/25
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カーゴニュース 2025年11月25日 第5390号
アルコール検知器の製造、販売などを手がけるサンコーテクノ(本社・千葉県流山市、洞下英人社長)は、遠隔点呼システム「ALCFaceAir(アルコフェイスエアー)」に「自動点呼機能」を追加し、2026年1月5日より販売する。国土交通省が定める「業務前・業務後自動点呼機器」として認定を受けている。
自動点呼機能は、ドライバーの健康状態の把握と記録をシステム上で完結することで、運行管理者の業務効率化や点呼漏れ、記録ミスなどの人的ミスの防止にも効果を発揮する。自動化によりドライバーの点呼を運行管理者がリアルタイムで確認する必要がなくなり、顔認証による本人確認から、アルコール測定、血圧や睡眠時間などの健康記録の保存などをシステム上で行う。顔認証ではなりすましなどの不正を防止するほか、アルコール測定時には体表面温度測定を同時に行う。
また、遠隔点呼と自動点呼を併用できるため、自動点呼でアルコールが検出された場合など問題発生時には遠隔点呼に切り替えて対応することもできる。
価格は、基本料金が1事業所当たり月額1万3000円、初期費用としてクラウド環境構築費10万円のほか、「ALCFaceAir」セットが50万円、血圧計連動ソフトが10万円。なお、同社のアルコール検知器「ST-3000 Guardian」を導入済みの場合は、「ALCFaceAir」へのバージョンアップが18万円で可能となる。
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