カーゴニュース 2026年3月24日 第5421号

「置き配」、4割弱が否定的な回答

盗難や破損などリスクに不安

2026/03/23 16:00
全文公開記事 宅配・ラストワンマイル 物流データ・統計・調査

 EveryWiLL(エブリウィル、本社・東京都新宿区、須藤俊明代表取締役)は、東京都に住む1400人を対象に「宅配サービスに関する意識調査」を実施した。それによると、荷物の受け取り時に不便・面倒などと感じる点では、「手渡しの宅配は時間縛りが面倒」という回答が約3割(30・1%)で最多となった。これは、荷物を待つ「2〜4時間」という時間が、生活者にとって「その場を離れられない」「何もできない」空白の時間が極めて負担になっている実態を裏付けている。

 

 そのほかの回答では、「ドライバーとの対面に対する心理的ハードルや恐怖」(約4%) も挙げられており、該当者に対するインタビューでは、とくに女性から「インターホンでは来訪者が不審者かドライバーか区別がつかなくて怖い」「男性ドライバーと対面での荷物受け取りに心理的負担を感じる」「パジャマ姿やすっぴんの状態でドライバーと相対して荷物を受け取るのはちょっと…」などといった声が多くあった。

 

 政府が2026年中にルール化を目指している「置き配選択の標準化」に関して4割弱(36・2%)ものユーザーが「良いと思わない」「反対」と回答していた。否定的な理由としては、「置き配は盗難や水濡れ・破損が心配」といったリスクへの不安が圧倒的多数を占めた。また、「置き配荷物を起点とした犯罪が怖い」といった防犯面に関する声も多くみられた。

 

 日常生活の動線上にある「荷物受け取り拠点」で荷物をピックアップする新たな受け取り形態への意向を調査したところ、全世代平均で60%以上が「利用したい」と回答。とくに自身の生活圏内にあるスーパーマーケット(32・4%)や、最寄りの駅・駅ビル(26・1%)での受け取りが好まれていた。

「置き配」を標準とするルール変更に対する考え方
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