「魚活ボックス」で活魚を鉄道輸送

カーゴニュース 2026年3月24日 第5421号

日建リース工業
鉄道活魚輸送で生存率100%を実証

専用コンテナ利用、三重~豊洲間で実施

2026/03/24 06:00
全文公開記事 荷主・物流子会社 貨物鉄道・通運

 日建リース工業(本社・東京都千代田区、金子弘社長)は16日、活魚輸送専用コンテナ「魚活ボックス」を使った鉄道活魚輸送を三重~豊洲間で実施し、活魚の生存率100%を実証したと発表した。

 

 水産物流業界では専門技術が必要な活魚輸送において、高齢化による大量退職や廃業などに伴う今後のドライバー不足が課題となっており、活魚車のドライバーも2035年時点で約40%減少すると予測されている。

 

 今回、活魚輸送専用コンテナ「魚活ボックス」を使用し、鉄道輸送による養殖真鯛の長距離・一貫輸送の可能性を検証。同コンテナは、水中の溶存酸素濃度をリアルタイムで計測し、既定値を下回ると自動で酸素を供給する自律制御機能を備える。

 

 実証では、三重県尾鷲市の養殖場から岐阜貨物ターミナル駅までをトラックで輸送後、同駅から東京貨物ターミナル駅までを鉄道で、東京タ駅から豊洲市場までをトラックで輸送した。ファーストワンマイル(産地~鉄道駅)からラストワンマイル(鉄道駅~豊洲市場)まで一貫した物流体制を構築。納品まで35時間の長時間輸送だったものの、活魚の生存率は100%を維持した。

 

 日建リース工業は「今後は輸送時間の短縮とオペレーションの最適化を進め、鉄道・トラック・フェリーを組み合わせた次世代の持続可能な水産流通インフラの構築を目指す」としている。

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