渡邉 健二さん

カーゴニュース 2024年6月11日 第5249号

風/貨物新幹線、もっと本気で

2024/06/11 10:54
「風」

貨物新幹線、もっと本気で

 

 ○…「今から15~16年前に新東名の中央分離帯にレールを通して貨物列車を走らせる構想があった。それが『2024年問題』で自動運転のレーンに構想が変わってしまった」と語るのはNIPPON EXPRESSホールディングスの渡邉健二相談役(全国通運連盟会長)。鉄道貨物協会の総会後の交流会で乾杯の音頭をとった。「日本はトラックのスピードに慣れ、自動運転でも高速で走らせたいのだろう。そうであるなら、貨物新幹線の実現をもっと本気で考えなくてはいけない。そうでないと、鉄道貨物輸送の明るい未来はなかなか開けないだろう」と警鐘を鳴らしていた。

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