導入した「ナノ・ソーター」

カーゴニュース 2024年6月11日 第5249号

M・Kロジ
高速立体仕分け機を導入

2024/06/11 13:25
マテハン

 AZ‐COM丸和ホールディングス傘下のM・Kロジ(本社・福岡県宇美町、馬場正和社長)は、習志野DC(千葉県習志野市)にROMS社の高速立体型ピース仕分け機「ナノ・ソーター(Nano‐Sorter)」を導入する。6日にROMS社が公表した。

 

 ナノ・ソーターは5坪から設置でき、1時間あたり700ピース仕分け可能な立体型ピース仕分け機。物流センターの天高を活用したバッファエリアを設けることで仕分け完了後のケースを一時保管でき、後工程のタイミングを気にせず、一度のバッチで大量に仕分け作業を行えることが特長となっている。

 

 M・Kロジは梱包前工程の仕分けと検品作業にナノ・ソーターを導入し、工程間の荷待ち削減や生産性の標準化を実現。同センターでは全体工数の大半をピッキング作業が占めており、作業の自動化によって最大約25%の工数削減が期待される上、配送会社への引き渡し時間の安定化も図れるという。


 同社は2022年にAZ‐COM丸和HDが100%子会社化。EC向け3PLを主力事業とし、とくに化粧品やサプリメントなどの単品通販領域を強みに、年間の発送数は1500万件を超える。こうした商材は少品種多量の特性があり、梱包工程を中心とした設備・DX投資を積極的に進めている。

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