ヤマト運輸（本社・東京都中央区、長尾裕社長）は、ＣＭキャラクターに俳優の菅田将暉さんを起用し、「カーボンニュートラル配送」をテーマにした新ＣＭの全国放映を、〝環境の日〟である５日から開始した。宅急便のカーボンニュートラル配送を幅広くＰＲするために制作されたもので、ＣＭ内では宅急便関連のＣＭで長年親しまれてきた「クロネコヤマトの宅急便♪」のサウンドロゴを約15年ぶりに復活した。

　新ＣＭはスタジオでヘッドホンを付けた菅田さんが、「クロネコヤマトのカーボンニュートラル配送の宅急便♪」と歌うシーンからスタート。カーボンニュートラル配送が何なのかを不思議に思う菅田さんに、段ボールを持ってスタジオ収録を見守るヤマトの社員が回答し、菅田さんが思わず驚く――というストーリー。宅急便カーボンニュートラル配送Ｖｅｒ．のサウンドロゴでは、菅田さんがやさしい歌声を披露している。

　今回、「宅急便カーボンニュートラル配送『やさしい』篇」「宅急便カーボンニュートラル配送『本気』篇」「宅急便カーボンニュートラル配送『新しい常識』篇」の３パターンを制作。それぞれ「宅急便がやさしい配送になったこと」「カーボンニュートラル配送に本気で取り組んでいくこと」「ヤマト運輸が新しい常識を作っていくこと」のメッセージが込められており、ヤマトグループが気候変動の緩和に向けてＧＨＧ（温室効果ガス）自社排出量削減の取り組みを加速するとともに、２０５０年までのカーボンニュートラルの維持を通じて、持続可能な未来の実現に貢献していく意思を表現している。同ＣＭはＴＶやＹｏｕＴｕｂｅのほか、Ｉｎｓｔａｇｒａｍ、オンライン広告などで放映している。