カーゴニュース 2026年8月25日 第5461号

7月の鉄道コンテナ輸送
全通、日通が減送、FLが増送

2026/08/24 16:00
全文公開記事 貨物鉄道・通運 物流データ・統計・調査

 鉄道コンテナ輸送主要3社の全国通運、日本通運、日本フレートライナー(FL)の7月の輸送実績(12‌ft換算個数、前年同月比)は全通が8ヵ月連続、日通が10ヵ月連続でマイナスとなり低調な推移が続いた。一方、FLは3ヵ月ぶりに増送を回復した。昨年7月は猛暑の影響で清涼飲料水を中心に食料工業品が増送となったほか、政府米の追加放出に伴うコメの増送、リニア中央新幹線の建設工事による発生土輸送などがあったことから反動減の傾向がうかがえた。

 

エコ関連貨物や食料工業品が減送=全通

 

 全通の7月輸送実績は14万9304個となり前年比13・7%減となった。リニア中央新幹線の建設工事発生土の減少によりエコ関連貨物が大幅に減送となったほか、清涼飲料水など食料工業品が約3%減、消費関連貨物などを含む積み合わせ貨物が約1%減と低調に推移した。

 

 支社別実績をみると、新潟、近畿、中国の3支社が増送となり、他の6支社が減送となった。北海道は1万5450個(0・8%減)、東北は1万6975個(0・6%減)、新潟は1万2829個(4・2%増)、関東は4万4033個(35・1%減)、中部は1万6353個(3・2%減)、近畿は1万4591個(0・6%増)、中国は1万1880個(3・9%増)、四国は2549個(0・6%減)、九州は1万4644個(1・6%減)となった。

清涼飲料水、書籍・雑誌、ビールなどが減送=日通

 

 日通の7月発送実績は12万1493個となり前年比3・1%減となった。地区ごとにみると東北でコメが減送となったほか、首都圏で清涼飲料水と書籍・雑誌が減送となった。関西ではビール、清涼飲料水が前年を下回った。

 

 地区別実績をみると、北海道は1万3517個(1・9%増)、東北は1万5652個(12・0%減)、首都圏は2万5741個(5・5%減)、中部は2万6998個(3・4%増)、関西は1万5425個(6・1%減)、中国・四国は1万3915個(前年並み)、九州は1万245個(3・1%減)となった。

国内は3%増、国際は6%減=FL

 

 FLの7月発送実績(速報)は4万4851個となり前年比2・8%増となった。うち国内事業分は4万2910個(3・2%増)で3ヵ月ぶりに前年を上回った。一方、国際事業分は1941個(5・9%減)と低調に推移した。

 

 支店別実績をみると、北海道は1439個(12・1%減)、東北は5677個(2・3%増)、関東は1万5326個(6・9%増)、中部は4481個(1・7%増)、関西は1万4349個(5・7%増)、九州は3579個(13・4%減)。2ケタ減となった北海道と九州を除く4支店が増送となった。        

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