カーゴニュース 2026年10月27日 第5478号
ARCHION(アーチオン、本社・東京都品川区、カール・デッペンCEO)は19日、メディア向け説明会「ARCHION Media Connect Vol.3」を開催した。今回の説明会では、日野自動車と三菱ふそうトラック・バスの開発現場をつなぐR&Dメンバー「ARD8」(ARCHION R&D 8)の取り組みが紹介された。
「ARD8」は、小木曽聡CTO(写真)直下の組織として4月1日に発足した。日野とふそうの両社で技術ロードマップや開発プロセスなど重要テーマの方向性を合わせる必要があるほか、中立的な立場から両社の連携を推進する役割も求められることから結成された。「技術ロードマップ」「プロセス」「設備」「組織」の4つの柱を軸に、両社から選出された計8人で活動している。
小木曽CTOは「アーチオングループのミッション、ビジョンを目指すためには、日野とふそうがともに進んでいかなくてはならない。最も融合が難しいと言われているR&D部門の活動を行っているのが、『ARD8』だ」と説明した。
ふそうの研究所で日野のエンジン試験
説明会では、「ARD8」の進捗も発表された。9月からふそうの試験施設・喜連川研究所で日野製の大型エンジンの試験を開始したことが報告されたほか、短期的には両社の業務観察・人材交流を通じた相互理解を深めつつ、中長期的な開発組織のあるべき姿の具体化も進める方針が説明された。
「ARD8」メンバーによる座談会も行われ、「カルチャーギャップ」がメインテーマとなった。メンバーの1人は「カルチャーギャップはまだ克服できていない。技術者はどうしても強いこだわりと思い入れがある」としたうえで、「相互理解を深め、お互いの考えや発想の背景を知ることが大切ではないか」と語った。
購読残数: / 本
恐れ入りますが、ログインをした後に再度印刷をしてください。