不動産金融コンサルティングのビーロット(本社・東京都港区、望月雅博社長)は14日、グループ会社のビーロット・アセットマネジメント(BAM)がスキームを組成した「日本コールドチェーン1号合同会社」に出資したと発表した。今後は、冷凍冷蔵食品の物流事業を手がけるナオヨシ(本社・東京都千代田区、井ノ瀬広和代表取締役兼CEO)と共同で、富山県富山市に新たな冷凍冷蔵倉庫(完成イメージ)の開発を進めていく。
同倉庫は、「富山TC(冷凍冷蔵倉庫)開発プロジェクト」として開発され、建物面積約1万1620㎡の2階建てで、冷凍冷蔵倉庫として北陸エリア最大級。北陸自動車道「富山西IC」に隣接しており、富山駅から車で20分、富山空港から25分、金沢駅から45分の立地に開発し、12月竣工、2025年1月稼働を予定する。
ビーロットグループは、近年拡大しているコールドチェーン市場を社会的ニーズの高い領域ととらえ、ナオヨシと共同で投資戦略の立案や投資スキームの構築を進めてきた。今回、不動産開発型ファンドの組成を実現したことから、ビーロットが一部匿名組合出資を行ったもの。
ビーロットは「今後もナオヨシグループとともに全国コールドチェーンプロジェクトを推進していく」としている。
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