センコー(本社・大阪市北区、杉本健司社長)とタイミー(本社・東京都港区、小川嶺代表取締役)は12日、スポットワーカーを中心とした物流センター運営の実現に向けた実証実験を行うと発表した。今月から、センコーの印西(千葉県)および浦和(埼玉県)エリアの物流センターで実施する。
センコーが対象となる物流センターにおいてDX化とロボティクス技術の採用を進め、煩雑な物流作業を標準化した労働環境を整備。その上で、タイミーのスキマバイトサービスでマッチングされた幅広い層のスポットワーカーが作業者の中心となり、「朝はシニア、昼は主婦や主夫、夕方は学生」など時間帯によって働き手が変わっても問題なくセンター運営ができるか検証していく。
杉本社長は「センコーではこれまでも女性ドライバーや外国人労働者などの多様な人材活用に取り組んできたが、(今回の実証実験は)物流運営における“さらなる一手”」とした上で、「業務の標準化を行い、業界内で常態化している残業の削減にもつながる持続可能な物流センターの実現に向け、タイミーと連携する」とコメントしている。
タイミーは、「働きたい時間」と「働いてほしい時間」をスマホアプリでマッチングするスキマバイトサービス「タイミー」を運営するスタートアップ企業。
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