6月以降、全車両が使用可能に

カーゴニュース 2026年2月17日 第5411号

国交省
日本郵便の軽車両使用停止で最終処分通知

処分累計は1862局、3333台に

2026/02/16 16:00
全文公開記事 行政 宅配・ラストワンマイル 安全・BCP

 国土交通省は10日、昨年10月8日から実施していた日本郵便(本社・東京都千代田区、小池信也社長)に対する貨物軽自動車の使用停止処分について、処分通知を終了した。使用停止処分の対象となったのは全国で1862営業所(郵便局)、累計処分台数は3333台となり、処分日車数(処分車両台数×処分日数)は総計約15万5000日車に達した。これは1事業者に対する使用停止では過去最大の規模となった。10月1日に第1弾となる処分が通知されて以降、毎週100営業所前後に対し処分通知を実施してきたことになる。

 

 運輸局別に処分日車数をみると、北海道と東北はそれぞれ約2万2000日車、関東は約1万7000日車、北陸信越は約1万5000日車、中部は約1万9000日車、近畿は約1万3000日車、中国は約1万3000日車、四国は約6000日車、九州は約2万9000日車、沖縄陸運事務所は約700日車だった。10日に実施された最終の処分通知は九州運輸局管内で大分県の6営業所と鹿児島県の6営業所を対象とした。

 

 10日時点で車両停止処分が終了したのは867営業所で、使用停止が終了した車両数は1895台だった。3月末までに全国の営業所の98%で使用停止処分は終了するが、残りの2%(40営業所・44台)は4月1日以降も使用停止が続き、最終的には茨城県の一部の郵便局で6月1日まで処分が続く。

 

 国交省は再発防止に向けた日本郵便の取り組み状況について、3ヵ月ごとに定期報告を受けており、来月と6月にも聴取を行う予定。

 

日本郵便は年度内にデジタル点呼の導入完了

 

 日本郵便は同日、オンラインによる会見を開き、五味儀裕執行役員が「点呼は運送事業の基本中の基本であり、全社一丸となって再発防止に取り組んでいる」とあらためて強調した。点呼不備を根絶する切り札に位置づけるデジタル点呼は、3月末までに集配機能を持つ全郵便局への導入を完了させる。

 

 また、同社は当初、一連の処分に伴う外部委託費などで約100億円のコスト増加を見込んでいたが、五味氏は「詳細な集計はまだだが、100億円の範囲に収まる」との見通しを明らかにした。

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