サンデン・リテールシステム（サンデンＲＳ、本社・東京都墨田区、森益哉社長）は断熱性に優れ、カゴ車と呼ばれる運搬用の台車に搭載可能な車載用の軽量冷凍・冷蔵ボックス「レボクール・カーゴ」（イメージ）を開発し、８月１日から販売を開始する。

　今回発売する「レボクール・カーゴ」は、業界でもトップクラスの断熱材を使用することで高断熱を実現したほか、大容量でありながら軽量。通常の保冷ボックスよりはるかに断熱性に優れているだけでなく、消費電力も少なく、カゴ車とよばれる運搬用の標準的な台車に搭載が可能な冷凍・冷蔵ボックスとなっている。

　サンデンＲＳは、すでに大型運搬用トラックに対応する可動式保冷庫「ＲＥＶＯＣＯＯＬ（レボクール）」を販売しており、食品やワクチンを含む精密温度保持が必要な医薬品等の運搬に利用されている。今回の「レボクール・カーゴ」は、「レボクール」に匹敵する容量をカバーすることができ、冷凍・冷蔵の温度保持機能も高い。容器も軽量で容易に取り扱うことができるなど高い利便性を備えている。