寺田倉庫（本社・東京都品川区、寺田航平社長）は19日、美術品保管サービス「TERRADA ART STORAGE京都」（写真）をオープンした。寺田倉庫にとって関西初の美術品保管庫となり、京都市立芸術大学の新キャンパス内に位置する。

　同社は１９７５年から、東京・天王洲を中心に美術品保管サービスを提供。現在では、「TERRADA ART STORAGE部屋保管プラン」のほか、１作品から預けられるオンラインサービス「TERRADA ART STORAGE作品単位保管プラン」、ギャラリー専用の保管庫「GALLERY DEPOT」など、作品の数やサイズ、利用環境に応じた幅広いサービスを展開している。

　今回、関西初となる美術品保管庫「TERRADA ART STORAGE京都」を開設。美術品に適した温度（20℃プラスマイナス５℃）および湿度（50％プラスマイナス10％）の保管環境を提供する。保管スペースには、作品のサイズに応じて選べる３種類のロッカータイプを用意。京都駅から徒歩６分、鴨川西インターチェンジから約１・６㎞とアクセスも良好となっている。