カーゴニュース 2024年9月5日 第5272号

7月の有効求人倍率
ドライバー職は2.56倍

前月より上昇、2.5 倍台に回復

2024/09/04 16:00
トラック輸送 物流データ・統計・調査

 厚生労働省が発表した2024年7月のトラックドライバーを含む自動車運転職の有効求人倍率(常用、パート含む)は2.56倍となった。前月比で0.11ptの増加だが、前年同月比では0.07pt低下した。近年のトレンドを振り返ると、新型コロナの感染拡大による荷動き低迷などから労働需給が緩み、2020年3月から3 ヵ月連続で3倍割れを記録。さらに同年6月から9月まで4 ヵ月連続で2倍の水準を割り込む低水準が続いたが、同年10月以降は46 ヵ月連続で2倍台を継続中。昨年7月~ 10月は4 ヵ月連続で2.6倍台となり、11月以降は3 ヵ月連続で2.7倍台。今年2月は再び2.6倍台に戻り、3月は2.5倍台、4月は2.4倍台、5月は2.3倍台と落ち込んだが、6月は再び2.4倍台となり、7月は2.5倍台に回復した。新規求人倍率は3.82倍となり、前月比で0.02ptの低下、前年同月比でも0.08ptの低下となった。


 なお、全業種の7月の有効求人倍率は1.24倍で前月から0.01ptの上昇。新規求人倍率は2.22倍で、前月比0.04ptの低下だった。

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