カーゴニュース 2024年10月8日 第5281号

8月の有効求人倍率
ドライバー職は2.62倍

前月から上昇、ふたたび2.6倍台に

2024/10/08 07:00
トラック輸送 物流データ・統計・調査

 厚生労働省が発表した2024年8月のトラックドライバーを含む自動車運転職の有効求人倍率(常用、パート含む)は2.62倍となった。前月比で0.06pt増加し、前年同月比では0.06pt低下した。ここ数年のトレンドを振り返ると、新型コロナの感染拡大による荷動き低迷などから労働需給が緩み、20年6月から9月まで4ヵ月連続で2倍の水準を割り込んだが、20年10月以降は47ヵ月連続で2倍台を継続中。23年7月~10月は4ヵ月連続で2.6倍台となり、11月以降は3ヵ月連続で2.7倍台。24年2月は再び2.6倍台に戻り、3月は2.5倍台、4月は2.4倍台、5月は2.3倍台と落ち込んだものの、6月は再び2.4倍台となり、7月は2.5倍台、8月には2.6倍台に回復した。新規求人倍率は3.76倍となり、前月比で0.06ptの低下、前年同月比では0.11ptの上昇だった。

 

 なお、全業種の8月の有効求人倍率は1.23倍で前月から0.01ptの低下。新規求人倍率は2.32倍で、前月比0.10ptの上昇だった。

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