ジェイアール東日本物流(JR東日本物流、本社・東京都墨田区、野口忍社長)はこのほど、Nauto Japanが提供する、AI搭載安全運行管理プラットフォーム「ナウト」を採用した。16日にNauto Japanが公表した。年内中に全車両へ導入する予定。
「ナウト」は最先端の予測AIを用いて、商用車の危険運転および交通事故を防止するソリューション。急制動やあおり運転などの車両挙動を検出するのみならず、わき見や居眠り、眠気、「ながらスマホ」などドライバーの危険行為に対してもリアルタイムで警告。独自の採点基準で運転を「見える化」し、運転行動そのものの改善にも貢献する。
JR東日本物流では、首都圏のJR駅構内キオスクやコンビニエンスストアNewDaysへの商品配送業務において、ドライブレコーダー内蔵デジタルタコグラフを活用した安全運転指導を行ってきたが、より高度な安全推進を実現する手段を模索していた。
同社では今後、「ナウト」のAIドラレコによる危険検知の映像を活用したKYT(危険予知トレーニング)の実施や、撮影された映像をAIで解析して数値化したベラスコアを参考に効率的・効果的な指導、議論を行うなど、従業員とのコミュニケーションの手段として活用していく方針。
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