ＪＲ貨物、事業改善命令に対しコメント

カーゴニュース　2024年11月7日　第5290号

2024/11/07 07:00

行政貨物鉄道・通運安全・BCP

　ＪＲ貨物（本社・東京都渋谷区、犬飼新社長）は10月31日、国土交通大臣から同日に「輸送の安全に関する事業改善命令」が発出されたことに対し、「国土交通省からの命令を厳粛に受け止める」とのコメントを発表した。

　同社は、今年７月に山陽線新山口駅構内で発生した貨物列車脱線事故の調査の過程で、輪軸の圧入作業に関する作業記録の書き換えなどの不適切事案が判明したことから、鉄道事業法に基づく保安監査が実施され、安全確保のために講ずるべき措置について命令が発せられたもの。

　同社は「国土交通省からの命令を厳粛に受け止め、講ずるべき措置を確実に実施し、二度とこのような事態を起こすことのないよう、社員一丸となり再発防止および信頼回復に努める」としている。

購読残数： / 本

この記事は登録会員限定です

ログイン会員登録

この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。

有料会員に申し込む