カーゴニュース 2024年12月3日 第5297号

スキマバイト、「運輸・倉庫」の47%が前向き

2024/12/03 07:00
人材・働き方・賃金

 帝国データバンクはこのほど、スポットワーク(スキマバイト)に関する企業の意識アンケート調査の結果をまとめた。スポットワーカーの活用に企業の4割が前向きな意向を示し、業種別で「運輸・倉庫」は「小売」に次いで2番目に高い割合だった。

 

 スポットワーカーの活用に興味があるか企業に尋ねたところ、「既に活用している」が8・3%、「活用を検討している」が5・3%、「検討はしていないが、興味はある」が24・5%だった。合計すると、「活用に前向き」な企業は38・1%と約4割にのぼった。

 

 スポットワーカーの「活用に前向き」な企業の割合を主な業界別(表)でみると、「小売」(50・6%)は全体(38・1%)を12・5pt、「運輸・倉庫」(46・8%)は全体を8・7ptそれぞれ上回った。

 

 スポットワーカーの活用は、急な欠員が出た際や繁忙期などにおいて企業の人員確保の手助けとなるほか、人材の長期雇用への引き抜きが一般的に可能であるため、中長期的な人手不足の解消効果も期待されている。

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