「スマート箱スキャン」の概要図

カーゴニュース 2024年12月24日 第5303号

三井倉庫BP
専用箱1箱単位で紙書類を電子化

「スマート箱スキャン」、一律料金で提供

2024/12/24 07:00
倉庫・物流施設 DX・システム・新技術

 三井倉庫ビジネスパートナーズ(本社・東京都港区、百留一浩社長)はこのほど、中堅・中小企業向けの書類電子化サービス「スマート箱スキャン」の提供を開始した。

 

 同サービスでは、1箱単位で紙書類をスキャンニングし、電子化されたデータをDVDなどの電子媒体に保存して納品する。1箱あたり一律5万円(税抜)と明瞭な料金体系にしたことで、予算管理が容易になる。また、専用箱に対象書類を入れて同社に送るだけで依頼が完了するため、手続きも簡便。電子化後は、同社が提供する書類保管サービス「スマート書庫」やクラウドストレージ「なんでも書庫」と組み合わせることで、専用倉庫での長期保管や書類の出し入れ、精度の高い文書検索が可能になるなど、紙と電子データの一元管理を通じて企業のDXを支援する。

 

 ペーパーレス化が進む中で、依然として紙の書類を社内保管している中堅・中小企業のニーズに対応していく。

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