カーゴニュース 2025年1月21日 第5309号

北海道鉄道物流検討会
3月メドに中間取りまとめへ

JR2社は「要員確保で協力可能」

2025/01/20 16:00
貨物鉄道・通運

 国土交通省と北海道庁は15日、札幌市で「北海道新幹線札幌延伸に伴う鉄道物流のあり方に関する有識者検討会議」の第5回会合を共同開催した。会議は北海道新幹線の札幌延伸に伴い、JR北海道から経営分離される函館線の函館~長万部間(海線、約148㎞)について、貨物路線の維持に関する課題を検討するもの。

 

 今回は、北海道庁が主催する「北海道新幹線並行在来線対策協議会・渡島ブロック会議」での協議内容が報告されたほか、JR北海道とJR貨物が運行に要する人員や費用、路線の維持管理の現状を説明した。JR2社は第3セクターなどの方式で貨物線を維持することになった場合、運行要員の確保等で協力が可能との考えを示した。

 

 3月に課題と論点を整理した中間取りまとめを行い、26年3月までに最終的な結論をまとめる。

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