カーゴニュース 2025年1月23日 第5310号
アサヒロジスティクス(本社・さいたま市大宮区、横塚元樹社長)は同社の「3大安全イベント」のひとつである「安全初夢大会」をオンライン開催した。
この大会は「日本一安全な会社」を目指し社員の安全意識を高めるため毎年開催している。営業所が行っている「安全への取り組み」の発表や「安全に関する表彰」のほか、年間の事故減少により削減できた額を原資として社員に還元する「抽選会」などを行う。2021年以降はオンラインで開催しており、より多くのサービスドライバー(SD)が参加できるよう、今回からは全編事前収録とし、16日と17日の2日間に複数回の配信とした。
冒頭に年頭所感を述べた横塚社長は「『2024年問題』が広く認識されるようになり、今年はますます物流への注目度が上がってくる。皆さんには、ただ荷物を運ぶだけではなくサービスを提供する『SD』としての意識をもっと高めてもらいたい」と激励。「サービス業は、たった1人でもルールを逸脱すると全員が悪くみられてしまうという、シビアな側面がある。また、日頃から意識高くルールに則った行動をしている人はとっさのときにも正しい行動ができる」と、個々が意識高く業務に取り組むことの重要性を訴えた。そのうえで「価値の高いサービスを提供しないとお客様には認めてもらえない。そういった認識を持ち、一歩一歩レベルを上げていく年にしていきたい」と決意を表明した。
第1部では、川越営業所の「安全への取り組み」の発表が行われ、自所で発生した過去の事故事例から原因を分析し、事故防止に向けたルールの徹底や危険予知トレーニングの実践、新人や事故惹起者への指導など、工夫を凝らした活動により、長期間の無事故を達成したことなどを紹介した。
表彰式などをはさみ第2部では、アサヒフレッシュロジ秋田センターが実践した安全の取り組みをまとめたVTRを放映し、その後、グループの優秀SDを対象とした「抽選会」を実施した。
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