センコー(本社・大阪市北区、杉本健司社長)は17日、新東名高速・浜松SAスマートインターチェンジの近くに建設を進めていた中継輸送専用大型施設「TSUNAGU STATION 浜松」(写真)が2月1日から正式に稼働開始すると発表した。それに先立ち、WEB予約システムをリリースし、会員登録と2月1日以降の利用予約の受け付けを開始した。
同施設は昨年8月にプレオープンし、トレーラ交換やドライバーの乗り替わりのための場所を提供している。2月1日以降は、貨物の積み替えによる中継輸送に対応するため、荷役作業の実施と貨物の一時預かりサービスを開始。一時保管は倉庫棟1階部分の約2310㎡のスペースを使う。また、同施設に持ち込まれた貨物を、センコーが納品先に配達するサービスも始める。当初は静岡、愛知、三重、岐阜の4県を対象とし、順次配達エリアを全国に拡大していく。このほか、トイレやシャワールームを完備したドライバー専用の休憩施設を設けることで、ドライバーの休憩場所の不足を解消していく。サービスは利用予約することで、センコーグループ以外の企業も広く利用することができる。
幅広い利用ニーズに対応
「TSUNAGU STATION浜松」は新東名高速道路の浜松SAスマートICから約1㎞の場所に立地。約50台が駐車できるトレーラ・トラック用駐車スペースを備える。
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