春闘・賃上げの妥協状況(2025年4月15日時点)

カーゴニュース 2025年4月22日 第5333号

交通労連/2025春闘
全体の賃上げは昨年を上回る傾向

2025/04/21 16:00
全文公開記事 トラック輸送 人材・働き方・賃金

 全国交通運輸労働組合総連合(交通労連、織田正弘委員長)トラック部会の2025春闘は、17日現在で56組合が解決した。全体の要求額は単純平均で1万1406円、加重平均で1万4049円だった。そのうち解決した組合の妥結平均額をみると、単純平均で6926円(前年対比1860円増)と上昇傾向がうかがえる。

 

 また、大手・中堅などを含む特別グループ18組合の要求額は単純平均で1万3961円、加重平均で1万4083円だった。そのうち解決した15組合の妥結平均額をみると、単純平均で7400円(2317円増)、加重平均で9247円(1469円増)だった。

 

 個別にみると、第一貨物は1万1000円で満額回答となり、埼交運・日本梱包運輸倉庫は1万円で前年の4634円を上回った。近物レックスは1万209円、全センコーは1万373円、合通は1万692円とそれぞれ1万円超で前年を上回る妥結額となった。一方、西濃運輸は9045円、岡山県貨物運送は8557円で、それぞれ前年には及ばなかった。また、姫路合同貨物自動車、四国西濃運輸、久留米運送、全九州産交、全JPロジスティクスは、それぞれ前年を上回った。        ■

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