輸送の環境負荷を低減

カーゴニュース 2025年5月22日 第5340号

やおきん/奥洲物産運輸
太陽光パネル搭載トラックでCO2排出量削減へ

2025/05/22 07:00
全文公開記事 荷主・物流子会社 環境・CSR

 やおきん(本社・東京都墨田区、角谷昌宏社長)は14日、奥洲物産運輸(本社・宮城県東松島市、菅井武英代表取締役)が提供する、軽量薄膜ソーラーパネル搭載型トラック用電力供給ソリューション「GasHeru(ガシェル)」を4月に導入したと発表した。まずは4tトラックに搭載し、CO2排出量および燃料消費量の削減効果の検証を開始している。

 

 やおきんは「うまい棒」をはじめとする商品を全国の量販店やコンビニエンスストアへ広く卸販売しており、商品の軽量性に対して大量輸送が必要となるため、環境負荷の低減が喫緊の課題となっていた。

 

 「GasHeru」は、車両の屋根に設置可能な軽量薄膜ソーラーパネルにより、太陽光発電で電力を生成し、車両のバッテリーに供給する新たなトラックソリューション。従来は、エンジンの駆動力によりオルタネーターで電力を発電していたが、「GasHeru」はこの負荷を軽減し、エンジン効率の改善・燃費向上・CO2排出削減を実現する。

 

 やおきんの角谷社長は、「お客様に商品を届けるには輸送が不可欠。日頃からCO2削減に貢献できないかと模索しており、奥洲物産運輸の菅井社長の環境への真摯な姿勢に共感し、導入を決めた」コメントとしている。

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