カーゴニュース 2025年7月15日 第5355号

極東開発工業
兵庫・三木市に新パーツセンター竣工

2種類の自動倉庫導入、収容能力アップ

2025/07/15 07:00
全文公開記事 倉庫・物流施設 トラック車両・関連機器

 極東開発工業(本社・大阪市中央区、布原達也社長)は8日、兵庫県三木市で「新西部パーツセンター」(写真)が竣工したと発表した。

 

 同社は主力事業である特装車事業の部品販売・供給拠点として、三木市で「西部パーツセンター(保管品目数1万300品目)、愛知県小牧市で「中部パーツセンター」(7100品目)、神奈川県大和市で東部パーツセンター(6750品目)をそれぞれ運営している。

 

 今回、部品供給体制のさらなる効率化とサービス品質の向上を目的として、西部パーツセンターを隣接地に移転拡張のうえ、中部パーツセンターを統合。両センターの機能を集約することで約1万5000品目の部品を保管することが可能になる予定で、より迅速かつ安定した部品供給体制を確立する。

 

 「新西部パーツセンター」は自動倉庫棟・倉庫棟・事務所棟の3棟構造となっており、自動倉庫棟は高さ21m級のパレット自動倉庫(最大収容数1502パレット・搬送クレーン3台)と、高さ15m級のバケット自動倉庫(最大収容数8184バケット・搬送クレーン3台)の2種類の自動倉庫設備を導入して部品の収容効率化と搬送の自動化を図る。倉庫棟では大物・長尺・重量部品の収容が可能な重量ラックと専用ラックフォークの導入に加え、各自動倉庫への搬入(入庫)ステーションを備え、作業効率のより一層の向上を実現する。

 

 屋根上にはグループの部品販売・供給拠点として初めて太陽光パネル(227kw)を設置し、クリーンエネルギーの利用によるCO2排出量の削減をはじめとした環境への対応も図っている。

 

 なお、今回の新設に関わる設備投資額は18億3000万円(土地代除く)となる。

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