カーゴニュース 2024年5月16日 第5242号

ecoプロパティーズ
鳥栖で物流施設開発PJ第2弾を着工

2024/05/16 07:00
トラック輸送 倉庫・物流施設

 ecoプロパティーズ(本社・東京都千代田区、福島雅社長)は9日、同社がアセットマネジメント業務を受託している特定目的会社(SPC)を建築主とする佐賀県鳥栖市の物流施設開発プロジェクトを着工したと発表した。延床面積約3万6630㎡の鉄骨造地上4階建てでスロープにより2階にもトラックの乗り入れが可能な構造。入居予定のテナントが決定しており、非常用発電設備や危険物倉庫、洗車場、給油設備等を設けるなど、テナントニーズを取り入れ、2026年春の竣工を目指す。

 

 同プロジェクトは、ecoプロパティーズがソーシングの市街化調整区域内農地について、物流総合効率化法に基づく特定流通業務施設の整備計画の認定を受け、開発許可および農地転用許可を取得のうえ、ナカノ商会(本社・東京都江戸川区、沼澤宏社長)を出資者として特定企業専用のオーダーメイド型物流施設(BTS型物流施設)を建設するもの。ecoプロパティーズでは既に、佐賀県鳥栖市内で同様のBTS型物流施設開発プロジェクトの第1弾に着手しており、今回は同市の開発プロジェクトの第2弾となる。

 

 立地は長崎自動車道「鳥栖IC」から約800mにあり、九州自動車道、長崎自動車道、大分自動車道が交差する「鳥栖JCT」に近接しており、九州全域へのアクセスが良好な物流適地に位置。また、「鳥栖IC」から「福岡空港」まで約25㎞、「博多港」まで約31㎞と、航空および海上輸送との接続性も良好で、幅広い物流ニーズに応えることが可能となっている。

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