カーゴニュース 2026年2月10日 第5409号
航空フォワーダーなどが加盟するサービス・ツーリズム産業労働組合連合会(サービス連合、櫻田あすか会長)はこのほど、フォワーダーの認知度に関する調査を行い、その結果を公表した。それによると、フォワーダー(貨物利用運送事業)という仕事に対する認知度は、学生で12・1%、親世代で20・9%となり、低い認知度にとどまっている実態が浮き彫りになった。
同調査は2024年3月に実施した前回調査に続く2回目。学生(19~24歳)718人と親世代(40~59歳)550人から回答を得た。
フォワーダーという仕事を知っていると答えた人に「何をきっかけに知ったのか」を尋ねたところ、学生では「就職活動で知った」が46・0%、「学校で物流を学んだ際に知った」が31・0%となり、学校での学びが大きなきっかけになることが分かった。親世代では「テレビ・マスコミを通じて」が35・7%、「身の回りに勤めている人がいる」が25・2%だった。
また、フォワーダーとキャリア(運送事業者)との違いについては、学生の44・0%、親世代の43・3%が「違いが分かる」と回答したが、逆に半数以上は「理解できない」と回答した。
フォワーダーの仕事に対するイメージでは、学生・親世代とも労働条件や労働環境では否定的な見方が過半数を占めた一方、親世代は給与面で肯定的に捉えた回答もあった。一方、「社会の役に立てる仕事」と肯定的に捉えた回答が学生・親世代とも6割を超えた。
サービス連合では調査結果について、「認知度は高いとは言えず、人材確保の観点からフォワーダーという職業の存在や業務内容、社会的役割などを広く知ってもらうための施策が必要」としている。
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