カーゴニュース 2026年5月12日 第5433号
SGホールディングスグループのヒューテックノオリン(本社・東京都新宿区、安喰徹社長)は4月30日、静岡市に新設した「静岡センター」(静岡市駿河区)を今月から本稼働すると発表した。同社が静岡県に拠点を開設するのは今回が初めて。
同社は従来、東西の物流センターから静岡市地域での店舗物流を行っていた。今後は新センターを活用し、静岡市内から配送を行い、物流効率を改善する。併せて、新センターには冷凍食品の共同配送機能を備えた。これまで冷凍食品の静岡県内への納品は、関東や愛知県の拠点から中継輸送をしていたが、乗務員の拘束時間制限などもあり、自社で納品先まで届けるのは難しい状況だった。今回、新センターが共同配送の機能を持つことで、保管・配送を一貫して自社で行えるようになり、サービスレベルが向上する。
センター内には乗務員向けの仮眠室を整備。東西間の長距離輸送の際の中継拠点として活用できるため、ドライバーのコンプライアンスを遵守した物流サービスを提供できる。
敷地面積9234㎡、延床面積8342㎡。冷凍温度帯で約4900パレットが収容可能な移動ラック倉庫と、仕分けソーターやピッキング用のデジタルアソートシステム(DAS)、ドックレベラーを設備。中型から大型まで保冷トラック18台とフォークリフト12台を備えた。トラックには荷役負担を軽減するため各車にパワーゲートを装着した。
環境面では屋上に設置した太陽光パネルによる再生可能エネルギーを自社で使用できるようにし、センターで使用する電力の約25%を太陽光発電システムで賄う計画。冷凍倉庫の冷凍機には自然冷媒を使用した。
静岡センターは、JR静岡駅から約4㎞、東名高速道路「日本平久能山スマートIC」から約500mと交通利便性に優れている。また、静岡市の中心地からも近く、従業員にとって通勤に便利な環境となっている。
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