セブン―イレブン・ジャパン(本社・東京都千代田区、阿久津和洋社長)は18日、ソフトドリンクの納品における「鮮度逆転」緩和の取り組みを7月15日納品分から順次開始すると発表した。約1ヵ月の範囲で納品時の製造日逆転を許容することで、トラックの年3000台削減を図る。
製造・流通・小売業界では、賞味期限が新しい商品が先に納品され、その後に古い製造日の商品が届く鮮度逆転の状態を防止するため、不要なトラック輸送が発生しているという共通の課題が存在している。アサヒ飲料や伊藤園などの飲料業界5社で発足した「社会課題対応研究会」では昨年11月に問題提起を行っており、商慣習を見直すための議論が進められていた。
今回の取り組みでは、セブン―イレブン・ジャパンの物流センターなどへのソフトドリンクの納品について、納品期限の範囲内で約1か月の鮮度逆転納品に対応。7月15日納品分から順次開始し、輸送トラック数やセンターの余剰在庫削減につなげていく。なお、納品期限や販売期限の変更は行わないため、店舗への納品や店頭販売時の品質基準への影響はない。
これにより、年間で飲料メーカーの商品輸送トラックを約3000台削減するほか、フードロス削減効果も見込んでいる。さらに、ドライバーの働き方改革やCO2排出量削減、石油資源の使用量削減にも貢献する。
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