カーゴニュース 2026年8月27日 第5462号
全日本トラック協会(寺岡洋一会長)はこのほど、2026年4~6月のトラック運送業界の景況感をまとめた。中東情勢悪化に伴う原油高の影響等がマイナス要因として作用したものの、運賃・料金水準の改善による経常損益、営業利益の持ち直しを背景に、景況感は▲28・9と前期(1~3月期)比で0・5pt改善した。来期(7~9月)の見通しは、輸送数量の減少に加え、原油高に伴う燃料価格高騰への懸念や運賃・料金水準の頭打ちを織り込み、景況感は▲34・0へ5・1pt悪化する見込み。
4~6月の実働率は▲4・1と3・0pt改善、実車率は▲8・2と1・6pt改善し、輸送効率が向上した。運転者の採用動向は5・4と6・9pt上昇、運転者の雇用動向(労働力の不足感)は89・9と1・9pt上昇し、不足感が強くなった。今後の見通しでは、実働率は▲17・1と13・0pt悪化、実車率は▲13・6と5・4pt悪化を予想。運転者の採用動向は▲3・9と9・3pt低下し、運転者の雇用動向は93・8と3・9pt上昇するなど、労働力の不足感は強くなる見通し。
所定外労働時間は▲16・7と9・1pt増加、貨物の再委託(下請運送会社への委託割合)は▲6・6と3・8pt増加。経常損益は▲7・0と13・2pt改善した。今後の見通しでは、所定外労働時間は▲21・4と4・7pt減少し、貨物の再委託は▲12・4と5・8pt減少すると予想。経常損益は▲26・6と19・6pt悪化する見込みとなっている。
一般貨物では、輸送数量は▲13・6と6・0pt改善、運賃・料金の水準は32・7と8・6pt改善し、営業収入(売上高)は4・0と15・4pt改善した。また、営業利益は▲11・6と15・6pt改善。今後の見通しでは、輸送数量は▲26・6と13・0pt悪化、運賃・料金の水準は24・0と8・7pt悪化することから、営業収入(売上高)は▲14・5と18・5pt悪化する見込み。また、営業利益も▲27・9と16・3pt悪化すると予測している。
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