セイノースーパーエクスプレス(SSX、本社・東京都江東区、増田敦社長)は、福岡市内にある2ヵ所の拠点を移転統合し、「新・福岡貨物センター」(福岡市東区)として22日から営業を開始した。旧・福岡貨物センター(福岡市博多区)と博多営業所(福岡市南区)が狭あい化したことに伴い、両拠点を移転統合したもの。本州からの到着貨物の継送機能を強化することで、九州各地への配送リードタイムの短縮が可能となるほか、倉庫スペースを拡充したことで、貨物の一時保管を含めた多様なサービス提供が可能になる。
新拠点は、倉庫棟が鉄骨造2階建てで延床面積が約3300㎡、事務所棟は3階建てで面積は約960㎡。旧施設は2ヵ所合計の荷捌きスペースが900㎡弱だったが、新拠点では荷捌所および倉庫機能を約4倍に拡充。貨物を一時保管し、荷主の出荷指示などに応じて発送するなど多様なサービスを提供できる体制が整った。
また、本州からの到着貨物の継送拠点機能を鳥栖貨物センターから新センターに移すことで、リードタイムの短縮を実現。鹿児島、宮崎エリアをはじめ、九州全体でのサービスレベル向上を図る。
このほか、プラットホームの機能が向上したことで、海上コンテナのデバンニングや大型商品の荷役など多様な貨物の受け入れが可能となった。
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