カーゴニュース 2024年8月29日 第5270号
物流ロボティクスサービスを展開するプラスオートメーション(+A、本社・東京都江東区、山田章吾代表取締役)は26日、新たなソリューションである自動倉庫「AirRob(エアロボ)」とT11型パレット対応のAMR(自律走行搬送ロボット)「LUC-L1500V」、台車搬送用AMR「JUC-L600R」の提供を開始した。これにより、+Aは仕分けロボット「t‐Sort」と組み合わせることで、倉庫内の入荷から出荷までの自動化におけるトータルソリューションの提供が可能になった。
「AirRob」(写真)は、高スループット、高密度保管、自由なレイアウトを同時に実現できる自動倉庫。倉庫のフロア形状や天井の高さに合わせた設計が可能で、防火区画をまたぐことも可能。ラック間のクリアランスやステーション設置スペースが小さく、倉庫スペースをフル活用できる。日用品やアパレル、製造部品など入出庫の多いオペレーションに最適で、チルド帯にも対応している。
「LUC-L1500V」は、倉庫や工場内のパレット搬送に対応したリフトアップ型AMR。可搬重量は1500㎏で、ハンドリフトを使用する倉庫現場やT11型パレットを使用する工場内で活用できる。「3Dビジョンセンシング技術LX-MRDVS」を搭載しており、周囲の環境変化に影響されない天井も認識する360℃立体での環境認識により、安定した位置決めと障害物検知を実現している。
「JUC-L600R」は、倉庫内や工場内の工程間搬送など様々なシーンで利用できるジャッキアップ型AMR。可搬重量は600㎏で、「3Dビジュアル障害回避システムLX-MRDVS」を搭載しているため、優れた安全性を確保している。
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