ジャペル
「ムーボバース」を14拠点に導入
2024/11/21
荷主・物流子会社
2024年問題
カーゴニュース 2024年9月3日 第5271号
帝国データバンクはこのほど、7月の価格転嫁に関する実態調査の結果を発表した。自社の商品・サービスに対しコストの上昇分を「多少なりとも価格転嫁できている」企業の割合は78・4%、「全く価格転嫁できない」は10・9%だった。価格転嫁率は44・9%と前回調査(2024年2月)から4・3pt上昇したものの、依然として5割以上を企業が負担している。
サプライチェーン別に価格転嫁の動向をみると、前回調査と比較して、改善幅は小さいものの全般的にやや価格転嫁は進展。とりわけ、サプライチェーン全体に関わる「運輸・倉庫」の価格転嫁率は34・9%と3割台に到達。「運輸・倉庫」の企業からも「『物流の2024年問題』の後押しもあり、取引先との交渉がスムーズにいくことが多い」(愛知県)といった声が聞かれ、「2024年問題」への対応が追い風になっている様子がうかがえた。
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