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2024/11/21
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カーゴニュース 2024年10月3日 第5280号
JR貨物(本社・東京都渋谷区、犬飼新社長)は9月27日、大雨被害による道床流出で運転中止が続いていた羽越線の新潟貨物ターミナル駅~酒田港駅間について、7日から運転再開する予定だと発表した。
運転中止期間中の輸送力減少をカバーするため、9月25日から迂回列車の運転を開始。百済貨物ターミナル駅~札幌貨物ターミナル駅間において12ftコンテナ換算で片道100個の輸送力を造成した。また、同27日からは利用運送事業者の協力を得ながら、不通となっている新潟タ駅~酒田港駅間で片道最大60個(12ftコンテナ換算)のトラックによる代行輸送を行っている。
さらに、センコーグループのセンコー汽船と共有している499総トンの内航コンテナ船「扇望丸」による船舶代行輸送も、2日と4日に実施。輸送区間は苫小牧港~新潟港で、スケジュールは2日に苫小牧港を出発し、新潟港に到着後、4日に新潟港を出発する。輸送力は片道80個(12ftコンテナ換算)。「扇望丸」は今年8月に就航した新船で、平常時はセンコーグループが原料・資材輸送専用船として運航するが、自然災害発生などで鉄道網が寸断された際には、JR貨物のコンテナの代行輸送を担うために建造された。今回が船舶代行輸送としての初運航となった。
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