「名古屋物流倉庫」が入居する施設

カーゴニュース 2024年10月8日 第5281号

西濃運輸
ロジ強化へ、名古屋に物流拠点を開設

東亞合成の物流施設の一部を賃借

2024/10/08 07:00
荷主・物流子会社 総合物流・3PL 倉庫・物流施設

 西濃運輸(本社・岐阜県大垣市、髙橋智社長)は1日、名古屋市港区に「名古屋物流倉庫」を開設した。東亞合成(本社・東京都港区、髙村美己志社長)が名古屋工場内に竣工した物流施設の一部について賃貸借契約を結び、営業倉庫として運営する。

 

 物流施設は4階建てで、延床面積4万8061㎡。西濃運輸は1階・2階および4階の一部1万3122㎡を賃借する(うち倉庫面積は1万591㎡)。名古屋高速道路4号東海線船見ICの至近に立地しており、名古屋港へのアクセスにも優れているため、輸出入の拠点としても有効活用できる。西濃運輸では、商品保管から在庫管理、流通加工を含めた庫内作業、輸配送までをワンストップで提供することで、顧客の物流課題解決に貢献するとともに、「ロジのSEINO」に向けロジスティクス機能を強化していく。

 

 なお、物流施設は東亞合成が工場遊休地に建設したもので、工場周辺に分散保管していた在庫を集約することで効率化を実現する。施設内の庫内作業については西濃運輸が一括受託している。

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