カーゴニュース 2024年11月12日 第5291号

東罐ロジテック
鉄道モーダルシフトを加速

31‌ft私有コンテナ2基を投入

2024/11/11 16:00
荷主・物流子会社 貨物鉄道・通運

 東罐ロジテック(本社・東京都品川区、川合秀治社長)は、「環境負荷低減」と「2024年問題」への対策として、31‌ft私有コンテナ(写真)による鉄道へのモーダルシフトを開始したと発表した。

 

 同社ではこれまでも12‌ftコンテナによる貨物鉄道輸送を推進してきたが、今回の取り組みでは、大型でより積載効率の良い31‌ft私有コンテナ2基を新たに投入し、「静岡〜福岡」「小牧〜福岡」の長距離輸送区間で輸送を開始した。輸送品目は、飲料メーカーやファストフード店など向けの食品包装容器が中心となる。

 

 これにより、同区間では、トラック輸送時と比べて、CO2の排出量を79%削減できる見込み。また大型鉄道コンテナを活用することで、同区間のトラック輸送量を大幅に削減できると見込んでいる。

 

 なお、同取り組みは、国土交通省の物流効率化法に基づく「モーダルシフト加速化緊急対策事業」として認定されている。

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