ダブル連結トラックによる菓子混載

カーゴニュース 2024年11月26日 第5295号

菓子メーカー/NLJなど
新潟~関東間の輸送でダブル連結トラック導入

今年度中目標に共同トライ運行開始

2024/11/25 16:00
荷主・物流子会社 トラック輸送

 岩塚製菓(本社・新潟県長岡市、槇大介社長COO)、亀田製菓(本社・新潟市江南区、髙木政紀社長COO)、ブルボン(本社・新潟県柏崎市、吉田康社長)、朝日物流(本社・新潟県村上市、髙橋正男代表取締役)、新潟輸送(本社・新潟市江南区、柴田俊雄社長)、NEXT Logistics Japan(NLJ、本社・東京都新宿区、梅村幸生社長CEO)は20日、2024年度内の運行開始を目標に、新潟~関東間において同県内の菓子メーカーの輸送効率化等を目的とした全長25mダブル連結トラック活用による共同トライ運行を開始すると発表した。

 

 新潟~関東間におけるダブル連結トラックの導入は関越道初の取り組みとなる。ブルボン、亀田製菓、岩塚製菓の工場から、朝日物流の長岡物流センターに持ち込み、3社の荷物をダブル連結トラックにまとめて関越道を幹線輸送。亀田製菓の物流センターである新潟輸送の所沢物流センターに持ち込み、そこからブルボン、岩塚製菓の各物流センターに配送する。

 

 この取り組みにより、1台のダブル連結トラックで大型トラック2台分の輸送力確保が可能となるため「ドライバー不足によりモノが運べなくなる社会課題の解決」や「持続可能な物流の実現に向けたCO2排出量削減」などの効果が期待される。

 

 

▼NLJの「Plus+」に6社加入

 

 NEXT Logistics Japan(NLJ、本社・東京都新宿区、梅村幸生社長CEO)は21日、パートナー企業のスキーム「NLJ Plus+」に新たに6社が参加したと発表した。加入したのは、荷主企業では関西ペイント、住友金属鉱山、ダイキン工業、マースジャパンリミテッドの4社。物流企業では、臼杵運送、日本陸送の2社。これにより加入社は合計27社となった。

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