西濃運輸(本社・岐阜県大垣市、髙橋智社長)は、中部エリアで保管機能を中心としたロジスティクス事業を強化する。2025年中に愛知県内で2件の施設を新設し、トラックターミナル機能と物流倉庫を一体化した「ロジ・トランス」機能を強化していく。
25年12月に愛知県清須市に「名古屋北支店」を新設する。現在の枇杷島支店を移転するとともに、大曾根支店の集配エリアの一部と一宮支店の物流機能を移管する。施設は地上4階建てで、延床面積は2万7855㎡で、うち倉庫面積は1万5016㎡。1階に全天候型の両面ターミナル用バースを備え、計48台のトラックが接車可能。2階にも倉庫用バースがあり、効率的な商品の積み降ろしができる。名古屋第二環状道路・清州東ICから約700mに位置し、効率的な特積み輸送とロジスティクス機能の強化を同時に実現していく。
25年2月には豊川支店(愛知県豊川市)の敷地内にある既存保管施設を建て替え、延床面積を約7倍に拡張する。新保管庫は地上3階建てで、延床面積は9180㎡(うち倉庫面積8384㎡)。1階に12台のトラックが接車できるバースを備え、2・3階へは貨物用エレベータで貨物を上下搬送する。豊川支店の特積み機能と保管機能を一体的に提供していく。
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