田口義隆社長

カーゴニュース 2025年1月16日 第5308号

セイノーHD/新年互礼会
「今年も心をつなぎ、力をつないでいこう」

今年のグループスローガンは「拡伸」に

2025/01/15 16:00
総合物流・3PL トラック輸送 セミナー・イベント

 セイノーホールディングス(本社・岐阜県大垣市、田口義隆社長)は11日、大垣市内でグループの新年互礼会を開催した。会場にはセイノーHDおよび西濃運輸の役員、グループ会社の代表者、労働組合関係者など約380人が出席した。

 

 互礼会で挨拶した田口社長は、グループについて「それぞれの会社が頑張り、汗をかいて健闘している。それは我々にとっての大きな資産だ。それぞれの会社同士が力をつなぎ、心をつなぐことは、まさに私たちの目標とするところだ」とグループ会社の健闘を労った上で、「先日、ある取材で大峯千日回峰行という荒行の2人目の満行者である塩沼亮潤大阿闍梨とお会いしたが、そこで感じたのは、人間には豊かな可能性がある。自分たちで限界をつくることはないということ。それは、昭和的に〝もっと頑張れ〟ということではなく、他の人たちといかにつながっていけるか、他の人が持っている力をいかにつないでいくかということに、限界を設ける必要はないということだ。今年1年も、色々な人たちと力を合わせて、グループのため、日本のために尽力されることを願っている」と述べ、乾杯の音頭をとった。

 

 互礼会では、第41回セイノーグループ表彰が行われ、グループ101社(輸送72、自動車販売9、関連事業20)の中から、最優秀賞に昭和冷蔵、トヨタカローラネッツ岐阜、滋賀日野自動車、岐阜日野自動車の4社が受賞した。同表彰は、2023度決算で売上高と営業利益が増収増益かつ営業利益率が3%以上、外販比率が50%以上であることを審査項目としたもので、グループで最も権威ある賞となっている。

 

 このほか、優秀賞には泉川運輸、日本物流開発の2社、敢闘賞にセイノーファミリー、新太田タクシー、ユニクラ自工、東京車輌、西濃自動車学校、可児タクシー、スイトトラベル、セイノースタッフサービス、二興倉庫、西濃産業、多治見タクシー、セイノー情報サービスの12社が受賞した。      

グループ各社の代表者を前に乾杯
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