カーゴニュース 2026年3月12日 第5418号
ヤマトホールディングス(本社・東京都中央区、長尾裕社長)は、日系メーカーのインドでの生産拡大を物流面から支援すべく事業拡大を加速させる。現地法人ヤマトロジスティクスインド(YLI)は今年1月、インド北部のハリヤナ州に大型物流センターを開設し、日系輸送機器メーカー向けにコントラクトロジスティクス(CL)事業を開始。2029年度までにインド事業を25年度比で倍増させる計画を掲げる。
新設した「NH8(シドラワリ)ロジスティクスセンター」は延床面積約2万5000㎡で、ヤマトグループが運営する海外物流拠点としては最大規模。YLIが運営する倉庫としては初となる定温保管スペースを備え、精密機器などの保管にも対応する。デリー首都圏からムンバイを経由し、ベンガロールやチェンナイに至る主要高速沿いに立地しており、メーカーの門前倉庫としても活用が可能。さらに内陸コンテナデポやインディラ・ガンディー国際空港にも近く、インド国内外への輸出入拠点としての機能も期待される。すでに日系輸送機器メーカー1社がスペアパーツの保管拠点として活用することが決まっており、今後も輸送機器や電子機器など製造業の利用を見込む。
YLIは08年3月に設立され、日系自動車メーカー向けに、CLサービスを提供してきた。これまでにカルコダ、マネサール、アメダバード、ベンガロールの4ヵ所に物流拠点を開設しており、今回のNH8ロジセンターが5拠点目。これにより、インド国内での総延床面積は5万2000㎡に拡張された。今回の新センター開設は、日系メーカーの進出加速による需要拡大を見込んだもので、日本と同水準の物流サービスを提供することで、事業拡大のスピードアップを図る。
購読残数: / 本
恐れ入りますが、ログインをした後に再度印刷をしてください。