カーゴニュース 2025年1月30日 第5312号
国土交通省が発表した国土交通月例経済10~11月概況によると、10月の貨物営業用自動車(普通車・小型車・軽自動車・特殊用途車の合計)の輸送量(速報値)は2億279万tとなり前年同月比9・1%減となった。そのうち小型車・軽自動車・大型特殊車・小型特殊車を除いた普通自動車の輸送量は1億5954万tで11・0%減。普通車の輸送量は2ヵ月ぶりの減少となった。
11月の宅配便貨物取扱個数(ヤマト運輸、SGホールディングス、日本郵便の3社合計)は4億511万個(0・7%増)となり、5ヵ月連続の増加が続く。
10月の鉄道貨物輸送量(速報値)は353万t(9・2%増)となった。そのうち車扱は158万t(10・1%増)と2ヵ月ぶりの増加。コンテナは195万t(8・4%増)と3ヵ月ぶりの増加となった。
内航海運は貨物船が微増、油送船が9%増
10月の内航輸送量(速報値)は貨物船が1671万t(0・3%増)となった。微増ながら3ヵ月ぶりの増加となった。油送船は902万t(9・2%増)となった。9月の修正値が3・9%減だったことから3ヵ月ぶりのプラスとなった。
10月の外貿コンテナの輸送量(速報値)は輸出が79万TEU(4・3%減)で5ヵ月ぶりの増加、輸入が81万TEU(5・9%増)で2ヵ月連続の増加。11月の国際海上貨物を価額ベースでみると輸出は6・0兆円(2・2%減)、輸入は6・5兆円(6・6%減)となった。
11月の航空貨物輸送量(速報値)は国内線が5・1万t(12・0%増)、国際線が14・3万t(14・2%増)となった。11月の国際航空貨物を価額ベースでみると輸出は3・2兆円(17・1%増)、輸入は2・7兆円(4・5%増)となった。
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