東京都はこのほど、宅配便の利用等に関する意識調査の結果を公表した。宅配便の利用状況や受取方法、東京都の取り組みの認知度などを把握し、今後の参考とするため、昨年11月12~19日にインターネットにより実施したもの。回答率は98・2%だった。
調査によると、再配達の発生頻度について「ほとんど毎回」(4・5%)、「半分以上」(17・7%)の合計が22・2%と2割を超えた。再配達の理由は、「いつ荷物が届くか知らなかった、わからなかった」(63・3%が)最も高く、以下、「配達日時が指定できなかった」(48・2%)、「配達日時を知っていたが、指定した時間帯に帰宅が間に合わなかった」(18・7%)などと続く。
宅配便の受取方法は、「自宅」がほぼ全数で、「オープン型宅配ボックス」(0・8%)、「コンビニエンスストア」(0・8%)、「宅配便事業者の営業所、郵便局」(0・4%)だった。置き配について、「利用する」が52・7%と5割を超え、「ほとんど利用しない(全受け取りの2割未満)」が21・2%、「置き配を利用したことがない」は26・1%だった。
再配達を減らすために心がけるようになったことは、「受け取りの日時指定をするようになった」(55・8%)が最も高く、以下、「置き配を指定、利用するようになった」(35・8%)、「荷物の配達時間の在宅を意識するようになった」(35・6%)などが続いた。
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