カーゴニュース 2025年5月27日 第5341号
センコーグループホールディングス(本社・東京都江東区、福田泰久社長)が、2026年から28年に行われる日本プロゴルフ選手権大会(日本プロゴルフ協会主催)に冠協賛することが決まった。3大会とも同社が保有する蒲生ゴルフ倶楽部(滋賀県日野町)で開催する。21日に行われた今年の日本プロゴルフ選手権公式記者会見において、新規タイトルスポンサーの発表と開催コース調印式が行われた。
同社は、創業100年を迎えた16年にゴルフ部を創部し数々の大会で好成績を収めている。23年にはプロテスト合格を目指す女性ゴルファーを支援するため女子ゴルフ部を創部し、24年に徳永歩選手がプロテストに合格した。
同グループはゴルフ以外も、柔道部や陸上競技部、囲碁部などさまざまな部を創部し、スポーツ・文化活動に貢献している。こうした取り組みは、従業員に健康で幸せな生涯を送ってほしいとの願いのもと、人生を豊かにする活動を通じた人と人との交流を持つきっかけとして行われ、各部の応援を通じグループ全体の一体感を醸成している。今回の協賛は、こうした取り組みを広く一般に周知し、グループブランディング向上の一環と位置付けている。
会見には福田社長のほか、日本プロゴルフ協会の明神正嗣会長、蒲生ゴルフ倶楽部の中西由喜支配人、桑原克典コースセッティングアドバイザーが出席した。福田社長は「来年、当社は創業110年を迎えるが、このタイミングで協賛の機会をいただき非常に光栄だ。当社は文化・スポーツの発展に注力しており、さまざまな部で、日本でトップを争う選手も現れてきている」と同社の活動を紹介。大会に関しては「男子プロも若い選手が大勢おり、この中から世界で活躍する選手が出てくれることを期待している」と語った。
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