ドコマップ、ISO/IEC27001取得
2025/10/02
全文公開記事
その他
カーゴニュース 2025年6月24日 第5349号
大和物流(本社・大阪市西区、杉山克博社長)とT2(本社・東京都千代田区、森本成城代表取締役CEO)は7月2日から、自動運転トラックを活用して住宅用建材や設備等を幹線輸送する実証実験を関東と関西を結ぶ高速道路の一部区間で開始する。
大和物流はドライバー不足の代替手段として自動運転の可能性に着目し、2023年にT2へ出資。今回、両社は自動運転トラックによる住宅建材輸送において輸送品質の確保と安定的な輸送体制の構築を目的に、大和物流が大和ハウス工業に提供している調達物流の幹線輸送で実証実験の実施を決めた。
住宅建材は重量物・長尺物・繊細な内装材など多様であり、輸送中の振動や衝撃により破損や変形が生じるリスクがある。さらに、輸送時の影響による品質不良は施工不良や安全性の低下を招くだけでなく、現場での再手配や再施工が必要となり、工期の遅延やコスト増加の原因にもなる。
今回の実証実験では、大和ハウス工業「奈良工場」(奈良県)から大和物流「海老名物流センター」(神奈川県)の工程で10月末日まで全4回を予定。T2が開発したレベル2の自動運転トラックを使用し、荷姿や重量が不均一な建材の積み合せ輸送における輸送品質の検証、貨物を積載した状態での幹線輸送における自動運転の走行ルートやリードタイムの確認を行う。
購読残数: / 本
恐れ入りますが、ログインをした後に再度印刷をしてください。