カーゴニュース 2025年7月17日 第5356号

AGC
来年1月にAGCロジスティクスを吸収合併

国内物流効率化と物流人材確保を推進

2025/07/11 15:49
全文公開記事 荷主・物流子会社 経営計画・戦略

 AGC(本社・東京都千代田区、平井良典社長)は11日、全額出資の物流子会社であるAGCロジスティクス(AGL、本社・東京都千代田区、栗田幸一社長)を来年1月1日付で吸収合併すると発表した。合併を通じ、AGCグループの国内物流機能の効率を高めるとともに、物流人材の活躍環境を整備し、事業基盤の安定化と競争力強化を図るとしている。

 

 AGLは1987年3月、エイジー物流の社名で旭硝子(現AGC)の製品物流部門を分社化する形で設立。AGCグループの国内物流業務およびグループ外企業への物流サービス販売を展開している。2024年12月期の売上高は158億700万円、営業利益1億2400万円、当期純利益7400万円。

 

 近年、物流がサプライチェーン(SC)の中核として事業競争力を左右する重要な要素となる中、効率的で持続可能なロジスティクス体制の構築が急務となっており、デジタル技術を活用したSC全体の管理と、それを担う高度な物流人材の確保が求められている。AGCでは今回、AGLを本体に組み込むことで、国内物流のさらなる効率化と物流人材の育成・強化を加速する。

 

 なお、今回の合併は完全子会社の吸収であるため、AGCの業績に与える影響は軽微となる。

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