全ト協　「事実であれば誠に遺憾。厳正に対処を」

カーゴニュース　2025年9月16日　第5371号

全ト協
「事実であれば誠に遺憾。厳正に対処を」　

石油販売８社の軽油価格カルテル報道にコメント　

2025/09/11 11:00

全文公開記事トラック輸送団体

　全日本トラック協会（寺岡洋一会長）は11日、公正取引委員会が運送事業者など法人契約者向けの軽油販売を巡り価格カルテルを結んだ独占禁止法違反の疑いがあるとして、石油製品販売会社８社を強制調査したことについて、次の通りコメントを発表した。

　▽本報道に基づく容疑が事実であれば、国民の暮らしと経済活動を支える公共的使命を担い、「物流の２０２４年問題」や様々なコスト増に苦しむトラック運送業界が不当な価格でトラックの主な燃料である軽油を購入していたことになり、誠に遺憾であります。公正取引委員会におかれましては、徹底的に事実を解明していただき、独占禁止法等の法令に基づき、厳正に対応をしていただくことを切に求めます。

　強制調査の対象となったのは、東日本宇佐美、太陽鉱油、共栄石油、ENEOSウイング、エネクスフリート、新出光、キタセキ、吉田石油店の8社。

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