ロジスティードグループの流通サービス(本社・埼玉県草加市、大葉秀樹社長)は16日から、埼玉県の騎西物流営業所の冷蔵・冷凍食品の仕分けに、立体クロスベルトソータの「3D Nexus Sorter」の試験導入を開始した。同機はNexa Ware(ネクサウェア、本社・東京都千代田区、北村隆之社長)が提供、中国の自動化ソリューション企業のGINFON(ギンフォン)が開発・製造を行う。
「3D Nexus Sorter」は、冷蔵・冷凍環境でも1時間に最大6000ピースの高速仕分けが可能。また、高さを自在に設定できる昇降式クロスベルトにより最大5段までの多段シュートを設置できる。これにより、限られたスペースにおける高スループットを実現し、複数荷主への対応も可能となる。また同機はユニット単位の設計となっており、物流現場の条件に応じて、「ループ」や「L字」などの多彩なレイアウトに対応し、設置はアンカーレスのため短期間で完了する。
DX化にも寄与する稼働データはリアルタイムで監視され、故障の未然防止と故障時の迅速対応につながる。加えて複数センターでの同機の稼働状況や人員配置、販売計画などのデータを一元管理することで、より上位の経営判断にも活用できる。
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